リーフスプリングとは

リーフスプリングとは、弓矢の弓のように反った形状の板バネを使ったサスペンションのことを言います。
自動車の後輪用サスペンションとしては、非常に構造が単純かつ頑丈であり、ほかの方式のサスペンションと比較してものすごく安いため、主に大型トラックや軽トラのような小型トラックに使用されています。
昭和50年前後までは、一般の小型乗用車にも使われていましたが、徐々に乗用車で板バネ式のサスペンションは使用されなくなりました。一部の四輪駆動車では今でも板バネ式が使用されている物があり、サスペンションを改造することで、車高を驚くほどに高くした車両が見られることがあります。


板バネはトラック以外にバスでも多く使われていましたが、最近ではバリアフリー化や乗降性確保の観点から空気圧で車高を調整できるエアサスペンションを採用する車種が増え、板バネを使用した車両はほとんど見られなくなりました。エアサスペンションは乗降の際に空気圧を下げることで車高自体を十数センチ下げることが可能であるため、ノンステップバスなどでは歩道からほとんど段差なく乗降できるものもあります。
現代の乗用車の多くは前輪駆動車であるため、後輪にはトーションビーム式サスペンションにコイルスプリングを組み合わせたものが主流となっています。高級な車になると、左右独立懸架方式などどんどん複雑な構造になりますが、その分コストがアップするため、性能とコストのバランスによって選択されています。

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